粉体塗装(パウダーコーティング)は、環境面への配慮が施された塗装です。
粉体塗装で使用する塗料は、有機溶剤を含まないため、大気中へのVOC(揮発性有機化合物)放出はあっても、無視出来るほどの非常に少ない量です。したがって、溶剤揮発が原因となる公害問題の発生が少なく、有機溶剤による中毒、火災の危険も少なくなります。
また、粉体塗装(パウダーコーティング)におけるほとんどのシステムで塗料が回収され、リサイクルされるために廃棄塗料の量が低減されることで環境負荷を大きく減らすことが出来ます。また、現在では廃粉体塗料の再利用の研究も進み、さらに環境に優しい塗装方法として広く認識されると思われます。
当社では、平成4年より粉体塗装を導入し、平成18年6月に環境ISO14001の認証取得を目指し、準備しております。
今後も、塗料メーカー、機器メーカーからも協力をいただきながら、さらに環境問題に取組んでいく所存です。