2006年11月7日〜11日の5日間、中国広東省広州市にて研修しました。ツアー参加者は19名でした。広州地区の特徴は日系の自動車メーカーの進出が著しく、自動車関連メーカーの拠点があるのが特徴です。
CHINA COAT 2006を視察し、夕方は中国粉体塗装団体関係者とミーティング。
『広州パーカライジング』の工場視察。従業員56名、年間の売上高は3,000万元。金属表面処理剤の製造販売を行っている。日本並みの品質・技術サービスの提供により他社との差別化を図っている。
東莞市にて『東莞石家電有限公司』の塗装ラインを視察。従業員1000人。
三洋電機や松下電器などの電気ストーブ、オーブントースター、石油ストーブ、カセットコンロなどのOEM生産を行っている。視察した東莞工場は2003年7月に開設。プレス、成形、金型加工、ライン塗装などを行っている。
中国第2位の弱家電メーカー・美的(Midea)のエアコン及びキッチン関連家電の製造工場の粉体塗装ラインを視察。中国1位のハイアール社に次ぎ、2位の生産規模。エアコン生産のうち、約10万台は東芝ブランドとして日本へ輸出している。
『美的厨房電器公司』を視察。キッチン関連の家電製品を製造。年産150万セット。99%は自社ブランド品だが、一部TOTOブランドで日本へも輸出している。