2005年11月16日〜19日の4日間、日本パウダーコーティング協同組合とコーティングメディア主催の「ChainaCoat2005 視察及び現地企業見学ツアー」に参加させてもらった。
このツアーには、塗料メーカー、塗料販売会社、コーター523名が参加した。
「チャイナコート2005」は1996年より毎年11月に開催され、上海と広州とで交互に行なわれているもので、毎年入場口には、長蛇の列ができる程の盛況ぶりである。
塗料・塗装関連の出展企業はアメリカ、ヨーロッパ、アジアなどから658社が出展し、日本からは昨年より7社多い32社が出展した。
塗料関係では、「日本製と中国製とでは原材料の品質の差が目立つ」という意見や「中国製のものは、安定した品質を期待できない」という声もあるが、いずれにしても、中国には各国メーカーの生産拠点も多いし、今後も増加傾向にあり、その勢いは、すごいと言わざるをえない。
塗装機関連では、高級塗装、薄膜塗装に適した機器の出展が目についた。中国市場は、14億人の人口からも想像できるように、購買力の高まりが続く限り、中国の勢いは止まらない。
現地企業見学では、迅展機械無錫有限公司(無錫)、迅興金属建材(蘇州)、日本パーカ工業設備の3社を訪問させていただきました。